はじめに|一次検定を突破された方へ
一次検定に合格された皆さま、本当にお疲れさまでした。
電気工事施工管理技士の二次検定(実地試験)は、**暗記量よりも「記述の完成度」**が評価される試験です。
- 記述式が苦手
- どこまで書けば合格ラインなのか分からない
- 独学で通用するのか不安
このような方に向けて、
電気工事・二次検定を現実的に突破するための考え方と対策を整理します。
結論|独学合格は可能。ただし施工経験記述が最大の関門
結論から言うと、
1級電気工事施工管理技士の二次検定は独学でも合格可能です。
ただし、次のようなケースで失点する人が非常に多いです。
- 経験はあるが文章にできない
- 数値・用語ミスが多い
- 抽象的で評価ポイントを外している
特に 施工経験記述(必須問題) は、
対策の有無が合否に直結します。
1級電気工事施工管理技士・二次検定の出題構成
令和6年度以降、
1級電気工事施工管理技士の二次検定(実地試験)は、
「施工経験に基づく管理判断」をより重視する構成に見直されています。
二次検定(実地試験)は、以下の構成です。
問題1~3:施工経験に基づく記述式問題
(工程管理・安全管理・品質管理に関する管理上の判断や対応を記述)
→ 受検者自身の経験を前提に、
・なぜその判断をしたのか
・どのような管理を行ったのか
を、技術者の視点で説明できるかが問われます。
問題4:電気工事に関する用語説明
(設備・工法・管理用語など)
→ 電気工事特有の用語について、
意味だけでなく「施工・管理上のポイント」を説明できるかが評価されます。
問題5:計算問題
(回路図から電圧・電流等を求める問題)
→ 一次検定レベルの基礎知識を前提とした計算問題。
複雑な理論よりも、確実に得点すべき基本問題が中心です。
問題6:法規
(建設業法・労働安全衛生法・電気事業法 等)
→ 過去問頻出条文からの出題が中心。
数値・用語ミスは即減点対象となります。
※ 記述式・減点方式
※ 明確な合格点・配点は公表されていません
この変更を踏まえた重要ポイント
この見直しにより、
「施工経験記述だけ対策すればよい」試験ではなくなっています。
一方で、
・工程管理
・安全管理
・品質管理
という 管理テーマ自体は従来と共通 しており、
やるべき対策の方向性が大きく変わったわけではありません。
重要なのは、
- 自分の現場経験を
- 管理上の判断として
- 複数テーマに展開できるか
という点です。
つまり、
1つの現場経験を「工程・安全・品質」の視点で整理できる人ほど有利
という構造になっています。
※ 明確な合格点は非公開
合否を左右する「施工経験記述」の出題内容
施工経験に基づく記述問題では、
単なる体験談を書くのではなく、
・工程管理
・安全管理
を中心とした「管理上の判断」を、
具体的な条件・対策・結果とともに説明できるかが問われます。
令和6年度以降は、
「受検者自身の経験に基づかない解答」を防ぐ観点から、
自由な経験作文ではなく、
施工に関する設問に対して
実務で得た知識・判断を記述させる形式へと見直されています。
技術者視点で整理できているかどうかです。
施工経験記述は「経験」より「書き方」が評価される
評価されやすい答案の特徴は以下です。
- 自分の立場・役割が明確
- 数量・条件・管理基準が具体的
- 工事全体の流れが分かる構成
逆に、
- 抽象論だけ
- テキストの丸写し
- 電気工事特有の用語ミス
これらは大きな減点対象になります。
施工経験記述の参考解答を確認したい方へ
「合格レベルの文章」を具体的に知りたい方は、
参考解答例を確認することが非常に有効です。
▶ noteで公開している解答試案
※ 丸写しではなく、自分の経験に置き換えて活用してください。
施工経験記述以外の問題は過去問で十分対応できる
電気工事(一般記述)
- 品質管理または安全管理の記述
- 過去問ベースで語句ごとの想定解答を作る
用語説明
- 書ける語句を分野ごとにストック
- 完璧を狙わず「確実に書ける語句」を増やす
計算問題
- 問題は初級レベル
- 一次試験レベルの理解で対応可能
法規
- 建設業法/労働安全衛生法/電気事業法/電波法
- 過去問中心で十分対策可能
独学が不安な方へ|現実的な選択肢
施工経験記述を重点的に仕上げたい方
- 施工経験記述の添削・作文サポートに特化
- 記述が苦手な方、文章に自信がない方向け
二次検定を体系的に対策したい方
- 二次検定全体をカバー
- 施工経験記述の添削あり
- 働きながらでも進めやすい構成
▶ 学習スタイルはこちら
「iPadで施工管理技士に合格できる?SAT通信講座を使った勉強法」
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まとめ|電気工事・二次検定を突破するために
- 合否のカギは施工経験記述
- 数値・用語ミスは致命傷になりやすい
- 問題4~5は過去問対策で十分
- 不安な部分は第三者チェックで補う
二次検定は、
「書けたつもり」ではなく「減点されにくい答案」 が合格を決めます。
焦らず、
評価される形に仕上げていきましょう。
