はじめに|不合格でも、ここで止まる必要はありません
施工管理技士の二次検定(実地試験)を受験された皆さま、
本当にお疲れさまでした。
結果を見て、
- 「あと一歩だった気がする」
- 「手応えはあったのに不合格だった」
- 「もう一度受けるべきか迷っている」
そんな気持ちになっている方も多いと思います。
結論から言います。
施工管理技士の二次検定に一度で合格できないことは、珍しくありません。
実際、現場経験が豊富な方でも
2回目・3回目で合格するケースは普通にあります。
この記事では、
- なぜ不合格になるのか
- 次に何をすべきか
- 再挑戦か、別資格か
- 不合格を“無駄にしない考え方”
を整理し、
次の一手が見える状態まで導きます。
施工管理技士 二次検定は「不合格になりやすい試験」です
まず前提として知っておいてほしいのが、
二次検定は 減点方式・記述式 の試験だという点です。
- 明確な合格点は公表されない
- 正解が一つではない
- 表現・構成・具体性が評価対象
つまり、
知識や経験があっても
「伝わらなければ点にならない」
これが二次検定の難しさです。
不合格になる主な原因(ほぼこの4つ)
① 施工経験記述で減点されている
最も多い原因です。
- 抽象的な表現が多い
- 数量・条件・背景が不足
- 管理者視点になっていない
内容は間違っていなくても、
「採点者に伝わらない文章」になっているケースが非常に多いです。
② 問われている条件を外している
- 「〇〇に留意して」→留意点になっていない
- 管理区分(工程・品質・安全)がズレている
- 指定語句を使っていない
これは知識不足ではなく、
試験慣れしていないことが原因です。
③ 全体の書き方がバラバラ
- 1問目は書けたが後半が薄い
- 時間配分ミス
- 型がなく、毎回ゼロから考えている
記述試験は「文章力」ではなく
型と再現性が重要です。
④ 第三者チェックがなかった
独学の場合、
- 自分ではOKに見える
- でも減点ポイントに気づけない
という状態になりがちです。
一人で仕上げた記述は、ほぼ確実に甘くなります。
不合格だった場合の選択肢は「3つ」あります
ここからが重要です。
不合格=終了ではありません。
選択肢① 同じ資格で再挑戦する
- 記述の型を修正
- 経験記述を作り直す
- 添削を入れる
最も王道で、
合格率が一番高いルートです。
選択肢② 少し間を空けて再挑戦する
- 今回の反省点を整理
- 現場経験を追加
- 翌年に万全の状態で受験
精神的に立て直したい方には有効です。
選択肢③ 別の施工管理技士資格に進む
最近、かなり増えています。
特にサブコン勤務の方では、
- 管工事施工管理技士を取得
- その後、建築/電気/電気通信を追加取得
という流れが一般化しています。
なぜ「別資格チャレンジ」を選ぶ人が増えているのか
理由は明確です。
- 一次検定の知識が流用できる
- 施工管理の考え方は共通
- 現場の守備範囲が広がる
- 主任技術者・監理技術者として有利
つまり、
今回の不合格は失敗ではなく、準備期間になります。
管工事取得後に選ばれやすい次の資格例
実務上、よく見るルートです。
- 管工事 → 建築施工管理技士
- 管工事 → 電気工事施工管理技士
- 管工事 → 電気通信工事施工管理技士
二次検定の考え方はほぼ共通なので、
完全なゼロスタートにはなりません。
再挑戦するなら「施工経験記述」を最優先で直す
もし再受験を選ぶなら、
やることはシンプルです。
- 経験記述を早めに完成させる
- 添削で減点ポイントを潰す
- 他の設問は過去問で固める
特に経験記述は、
早く完成させた人ほど合格率が高いです。
施工経験記述の「合格レベル」を知ることが重要
「何が合格レベルなのか分からない」
これが一番の壁です。
実際の合格者レベルを確認したい方は、
参考解答を見るのも有効です。
施工経験記述は「何を書くか」より
「どう書くか」で減点されるかが決まります。
実際に一発合格した記述構成を確認したい方は
▶ 施工経験記述の参考解答例(note)
1級管工事施工管理技士二次検定問題6解答試案
1級建築施工管理技士二次検定問題1対策解答試案(品質管理編)
1級建築施工管理技士二次検定問題1対策解答試案(建設副産物編)
1級電気工事施工管理技士二次検定問題1対策解答試案(工程管理+品質管理編)
1級電気通信工事施工管理技士二次検定問題1対策解答試案
不安が残る方へ|サポートを使うのも立派な戦略です
施工経験記述を重点的に仕上げたい方
👉 独学サポート事務局
(施工経験記述の添削・作文サポート特化)
再挑戦・別資格を含めて体系的に対策したい方
👉 SAT施工管理技士通信講座
(二次対策+施工経験記述添削あり)
まとめ|不合格は「止まれ」ではなく「考え直せ」のサイン
- 二次検定は不合格になりやすい試験
- 原因の多くは記述の型と準備不足
- 再挑戦も、別資格も、どちらも正解
- 大切なのは“止まらないこと”
施工管理技士は、
一つ取ると次が見えてくる資格です。
今回の結果を、
次の合格につなげていきましょう。
