はじめに|「技術士は独学できるのか?」と迷っている方へ
技術士に興味はあるものの、
- 難関資格すぎて手を出しづらい
- 独学でいけるのか、講座必須なのか分からない
- 施工管理技士を取ったあと、次に進むべきか迷っている
そんな状態で、情報を探している方も多いと思います。
私は、施工管理技士として現場に携わりながら、
技術士一次試験(衛生工学部門)に独学で合格しています。
(合格は20年前ですが、試験の本質は今も大きく変わっていません)
この記事では、
- 技術士は独学で合格できるのか
- 一次と二次で何が決定的に違うのか
- 施工管理技士出身者がつまずきやすいポイント
を、実体験ベースで整理します。
結論|技術士は「一次」と「二次」でまったく別の試験
結論から言います。
- 一次試験:独学で十分対応可能
- 二次試験:独学はかなり厳しい(別競技)
技術士が「難関資格」と言われる最大の理由は、
この 一次と二次の断絶 にあります。
この違いを理解しないまま進むと、
無駄な遠回りになりやすいのが現実です。
私が技術士一次試験(衛生工学)に独学で合格した話
私が受験したのは、技術士一次試験(衛生工学部門)です。
- 使用教材は過去問題が中心
- 高額な通信講座は利用せず
- 特別な対策はしていません
やったことはシンプルで、
- 過去問を解く
- 出題の癖を把握する
- 分からない部分を基礎から確認する
これだけです。
重要なのは、
一次試験は「理解力」より「出題構造の把握」がものを言う
という点です。
技術士一次試験は「過去問ゲー」である理由
技術士一次試験は、範囲が広く見えますが、
- 出題形式はほぼ固定
- 問われる考え方も限定的
- 毎年の焼き直し要素が多い
という特徴があります。
特に施工管理技士出身者は、
- 法規・管理系の思考に慣れている
- 記述式への耐性がある
- 現場ベースで判断する癖がある
ため、一次試験との相性はかなり良いです。
満点を狙う必要はありません。
合格点を取りに行く試験です。
技術士二次試験が「独学では別物」になる理由
一方で、二次試験は完全に性質が変わります。
- 正解を書く試験ではない
- 経験を抽象化・構造化する試験
- 「評価される文章」を書く必要がある
これは、施工管理技士の二次検定とも似ていますが、
要求されるレベルはさらに一段上です。
ここで多くの人が、
- 実務経験はあるのに通らない
- 何が悪いのか分からない
- 独学で改善点に気づけない
という状態に陥ります。
施工管理技士出身者がつまずきやすいポイント
施工管理技士出身者が特につまずきやすいのは、
- 現場説明が長くなりすぎる
- 技術士的な視点(俯瞰・評価)が弱くなる
- 論点が整理されていない
という点です。
「経験がある=書ける」ではありません。
二次試験では、
第三者が読んで評価できる構造が求められます。
技術士を目指すなら現実的な選択肢は3つ
技術士を目指す際の現実的な進め方は、次の3つです。
① 一次は独学、二次は部分的に外部を使う
最もコスパが良く、失敗しにくいルート。
② 最初から二次対策込みの講座を使う
時間をお金で買いたい人向け。
③ 完全独学にこだわる
強い文章力と自己分析力が必要(難易度高)。
重要なのは、
どこまで独学にするかを見極めることです。
こんな人は講座・添削を使った方が早い
- 論文を書くのが苦手
- 客観的な指摘を受けたい
- 何度も不合格を繰り返したくない
こうした場合、
二次試験だけでも外部の力を借りる方が、結果的に早くなります。
技術士を検討する際の現実的な選択肢
技術士は、
一次と二次で求められる力が大きく異なる資格です。
一次試験は独学で対応できても、
二次試験では「第三者の視点」が合否を分ける場面が多くなります。
ここでは、
独学を前提にしつつ、必要な部分だけ補える選択肢を挙げておきます。
🔹 SAT(技術系資格に特化した通信講座)
施工管理技士や技術士など、
現場経験を前提にした資格に強い通信講座です。
- 技術士二次の論文対策・添削サポートあり
- 施工管理技士出身者との相性が良い構成
- 「全部任せる」よりも補助的に使いやすい
👉 技術士対策も含めて確認したい方はこちら
SAT 技術士講座
🔹 STUDYing(スタディング)
「まずは技術士の全体像をつかみたい」
そんな段階の方に向いているオンライン講座です。
- スキマ時間前提の短時間講義
- 価格が比較的抑えめ
- 一次〜二次の流れを俯瞰しやすい
👉 技術士講座の全体像を見たい方はこちら
スタディング 技術士講座
🔹 アガルートアカデミー(論文・添削重視)
技術士二次試験の論文対策に力を入れたい方向け。
- 添削・個別指導が充実
- 「なぜ落ちたか分からない」状態から抜け出しやすい
- 二次専用の使い方もしやすい
👉 論文対策を重視したい方はこちら
アガルート 技術士講座
補足
※ 技術士は
「講座を使えば必ず合格する」資格ではありません。
独学で進められる範囲と、
外部の視点を借りたほうが早い範囲を切り分けることが、
結果的に一番の近道になります。
まとめ|技術士は「独学できるか」ではなく「どこまで独学するか」
- 技術士一次試験は独学で十分対応可能
- 二次試験は別競技で、独学に固執すると遠回り
- 施工管理技士出身者には確かな素地がある
だからこそ、
「全部独学」か「全部講座」ではなく、
段階ごとに手段を使い分けることが最も合理的です。
自分の立ち位置を見極めて、
無理のないルートを選んでください。
